以前、とある御方に「ヨーグルトもええがや」てなご教示を賜り、賞味期限の切れたものを時々庭に食べさせてました。どういう仕組で「ええがや」なのかは謎のままですが、納豆菌といい乳酸菌といい放線菌といい、人間の体に良いとされる菌が植物にも良いのかしらなんてことはなんとなく思いながらw
今回、根頭癌腫に罹った苗の一部は廃棄処分しました。
けれど、実験したい気持ちがムクムクと湧いてきて、放線菌と納豆菌だけでなく乳酸菌も試してみよう!と思い立ったんですけど、賞味期限切れのヨーグルトもなければ、庭用にヨーグルトを新たに購入するつもりもなく、えろえろと検索してる時に見つけたのがコレ、乳酸塊!
言うまでもなく、根頭癌腫に罹った苗を治療することは出来ないとされています。いちど遺伝子組み換え機能が埋め込まれてしまうと、その苗はもう元には戻れないらしいのです。瘤は取ってもまた発生したり、樹勢が落ちたり、木自体が弱っていったりする。中には処置後長く生きながらえて花を咲かせる場合もあるようですが、少なくともらだ庭では、数年生き延びたのが幾つかあっただけで、罹病苗は樹勢花付き回復せずに星になっていきました。
処置の仕方は、①瘤を切除し、②酢酸をかけってなもんでしー。他にやり方しりませんw
一時期バイネキトンを使用していたこともありますが、リンク先見ていただければお分かりの通り、どこにも一言も「癌腫に効果ある」みたいなことは書かれていない。販売元に資料を請求したところ、滋賀県農業試験場での実験レポートみたいなものが送られて来ましたが、それは今を遡ること20年ほど前のもので、癌腫に効果があるのならどこかの研究機関で学術的な研鑽がなされているはずなんですがねぇ、、とんとお目にかかりません残念ながら。
で、まぁ、バイネキトン高価だし、使いきって以降新たに入手していなかったわけです。で、手持ちの竹酢液や米酢を原液で消毒代わりにつこてみたりしたんですが、それだと以前と大して変わらないじゃーん!ってことで、アルカロイド系の機能性資材である乳酸塊を併用することにしたのであります。
この乳酸塊はペレット状になっていて、ヨーグルトのようなにおいがします。開封したら発酵が進むということなので、急ぎ密閉容器(缶)につめ替えました。だって、もともと米糠ですからいつネズミに齧られるか分かりませんしw
今の寒い時期だとドロドロに溶ける感じはないですが、水分があると発酵が更に進むようですので瘤を切除した辺りにくっつけるために竹酢液もしくは米酢で溶くようにペースト状にして粘土細工っぽいことをやり植え付けました。
んでまぁ、この乳酸塊って1袋15kgもあるんですわww
んでまぁ、実験用の癌腫苗と瘤だかカルスだか判別できない苗と合わせても20本ほどで、到底使い切れない量なんですわww
だけど、長いこと保管できないでしょ?そりゃタージ大佐(ニーム核油かす)なら紫外線に晒さなければある程度保管期間がありますけど、乳酸塊は好気性らしくパウチして空気を抜かない限り時間とともに発酵が進んでしまうのでは?
ってんで、庭土の土壌改良作業にもご登場頂いて撒いては天地返しなぞをしているわけですよ。タージ大佐と併用です。
つい数日前に撒いて切り返したところを今日ちょぽっとホジホジしてみたんですがね、タージ大佐とボン・マリアージュらしくって、なんだか得体のしれない塊があちこちに出来てましたよ。でもって、置いていた鉢をどかしたら、そこには一面放線菌と思しき白い菌糸が広がっておりました、はぃ。
アグロバクテリウムツメファシエンスっちゅぅ細菌をもしや食材にするんではないだろうか?とおもて、癌腫苗を置いていた付近の土壌にはちょぃと多めに撒きましたん。それに、ツツジの苗に白紋羽病が出ましたので、そこら辺にも合わせ技で撒きましたん。
さぁて、実験はどうなることやらですが、こればっかりは直ぐに結果がでないですよ。とりあえず3月頃に鉢をひっくり返してみようかと思ってます。
せやせや、これ貼り付けるのわすれてましたわたし
ポジティブリスト制における「食品中において不検出とする農薬、動物薬、飼料添加物の15項目、19物質」の弊社商品分析結果について
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