2013/05/31

薔薇園日和?

先日訪れた薔薇園の写真をば。







何度足を運んでも飽きることのないバラ園です。
明日は梅雨の晴れ間が広がるようですね。
今季最後の薔薇園日和となるかもしれません。



スパイスの小瓶再び

からりと晴れた一日でした。
暑いくらいw

予報によると数日周期で降ったり晴れたりとか。
バラの花を綺麗なうちにいくつか摘んで
室内で楽しんでいます。

帰ってきたよ、フリュイテが♪
スパイスの小瓶に挿してみました。

フリュイテ、モナコ公妃、クロードモネ、ヲラトンです。


学校で怪我をしたと子供から連絡が入り、
夕方までやってる病院を探して連れて行きました。
怪我自体は大した事はないのですが、
投薬で一応全治1週間。

病院が混んでいて多少疲れました。
次回からは一人で行って貰わないと。

新芽!新芽!

平年より早い梅雨に突入しちゃいましたね。
らだ庭にはまだ蕾のまま一番花を咲かせてないバラが幾つもあって、
ちょぃと気持ちどんよーりしちゃいます。
しばらくはバラにも鬱陶しい日々が続きそうです。

そんな中、早めに一番花が終わった株に
わんさか新芽が吹き出しているのを発見。


これ、デュシェスドゥブラバンなんです。
新しい蕾も幾つか上がっていますね。

先だって晴れの日が続いた時には、ハダニが発生したため
葉裏にじゃかじゃかシャワーを浴びせかけて退治しました。
乾燥して高温な日が連続する時には
ちょっと油断するとハダニが増殖。
水をぶっ掛けると黒星病の懸念もありますけど、
要は黒星病原菌が活動する隙を与えなければ良いわけで、
出来るだけ早く葉表面の水分を蒸発させるように
シャワー浴びせる時刻などを見計らって。

無事ハダニも減ってホッとした時にこの新芽を見たもんですから
嬉しくて嬉しくて!
と同時に、どうしてこの苗だけこんなに調子が良いのだろう?
なーんていつものロサ好奇心がむくりむっくり。

そういえば、先々月だったかの植替え時にも
やたらに根の張りが良くてウハウハしたんだっけ..。
ってんで、自分のログをほじほじしてみたら・・・
ひとつこっきりのバラ世話日誌2012-1を発掘!

ここにちゃーんと記してますねw
根鉢を殆ど崩さず8号→8号
つまり、デュシェスドゥブラバンの苗は約4ヶ月の期間に
2度鉢から抜いているのだということ。

そして、これははっきり覚えているのですが、
12月に使っていた用土は関西風土だったということ。

思うに、このバラ苗には関西風土が合っていたのでせう。
春になって植え替えた時の土は
・一昨年からのリサイクル土
・お馬の堆肥やらなんやら
をまぜまぜして作った準マイブレンドなんです。
これも思うに相性がよかったのでせう。
ってか、他のバラ苗もこの準マイブレンド土でしてね、
花はそれほど多くないけれど、株には良い感じなんです。
というのも、これまでうんともすんとも謂わなかったバラが咲いたり、
同じくこれまでうんともすんとも謂わなかった株にシュートが出たり、
全体的に調子は上々なんですよ。

上記培養土を開封した時になんだか懐かしいニオイがしたんです。
決して悪さをするというのではない感じのカビのにおい。
配合されているエココンポストってののにおいかもしれませんね。

なにわともあれ遠方より来る
株がうまいこと生長してくれれば御の字!
無事これ名花(バラ)って方針で行きましょう!


2013/05/26

10年目の戴冠式

10年以上前に入手したバラが幾つかあります。
でっかい株に生長したもの、
段々株が痩せてきたもの、
体型維持してるもの、、、etc.

それぞれそれなりに開花したり、
それほどまでは花開かなかったり、、、etc.

そんな中、入手した年から3年ほどは花つけて以降
10年近く一輪の花さえつけなかったバラがあります。

そのバラは強健な品種として有名で四季咲き性も高く、
世界バラ会連合WFRS(*1)が3年に一度選出する
世界中で広く愛培される美しいバラの「殿堂入り」(*2)を、
それも、初の殿堂入りをしたあの名花ピースに続き
1978年に殿堂入り2つ目の栄誉に輝いたバラなのです。

ここまで書けば、何と言うバラなのかはお分かりでしょう。
そう、その名はエリザベス女王 Queen Elizabeth
一際高く聳え立ちおおらかに美しく咲くバラを見かけたら、
クイーンエリザベスだと思ってほぼ間違いありません。
それっくらい世界中で広く栽培されているバラなのです。

それなのに、嗚呼、それなのに。。
らだ庭の女王陛下ときたら、花どころか株も余り生長せず、
特にここ2~3年は枝の立ち枯れが頻繁で
去年などひょろひょろっとしたシュートが頼りなげに1本www
まるで数年前のシャンテロゼミサトみたいに
鉢に棒が、いえ、竹ひごが1本突き刺さっているかのような有様で
今年も全くもって期待はしておらんかったのですよ。

もしかしたら、クイーンエリザベスじゃないのかも?
と邪悪な考えが何度か頭をよぎったことも事実です。

***

ところが!
他のバラと同じく今年は土替えが極端に遅かったにもかかわらず、
なんとなーく花芽が形成されそうな雰囲気の4月。
今月に入ってちっちゃな蕾を見つけた時には
これまたちっちゃな庭で小躍りしてしまいましたよ。

そしてついに萼片が下がり、
花弁が露わになり、


昨日2013年の5/26に開花したのです。


花は小さめだけれど、
この花色と広めの葉っぱは
まごうことなき女王陛下!

良かったーー!!
諦めないで竹ひごの世話してきてw

ま、これからが大事なんですけどね。
いつの日か女王陛下を仰ぎ見る日が来ることを夢見て・・・


===
*1:World Federation of Rose Society
*2:世界バラ会議が開催される時に殿堂入りするバラも選出されるのだが、第一回、第二回大会では殿堂入りのバラは選出されていない。


2013/05/25

次なるをらとん

先日開花したをらとんは
花容を崩さぬまま退色し
ある朝潔く散っておりました。

ほどなく他の蕾が膨らんできて
今朝このような麗しい姿にお目にかかれました。




David Austin RosesのHPには以下のような記述があります。
イングリッシュローズの中でも最も香り高い品種のひとつで、はっきりとしたミルラの強香です。赤いストライプの入るふっくらとしたつぼみは、開くにつれてコクのあるバターイエローから、徐々にやわらかなクリーム色へと変化します。花が完全に開いても丸みのあるゴブレット型がくずれにくく、株元からたくさんのシュートが出て、丈夫によく茂ります。比較的まっすぐ伸び、トゲが少ないのも特長です。濃厚な香りを楽しみやすい場所に植えると良いでしょう。 ウォラトン・オールド・ホールとは、シュロップシャー州にある美しいプライベートガーデンで、16世紀の建物を囲むように、イングリッシュローズがたくさん植えられています。 

いや、ほんとに。
咲き始めのバターイエローってのもそうですが、
このコロンとした型が崩れにくいというのもそう。



をらとんでコラってみましたwww
だーってぇー、素敵なんですものー。

***


こちらは株が痩せ細ってしまったスノウグース
んでも根っこが生きてる限りはお世話続けますよ。
細いながらもシュートが出てきてるので今は養生組。

そして!!!
昨年Mの大規模修繕時に調子を崩し
あれよあれよという間に弱り
春の芽吹きも見ぬ間に枯死したバラひとつ。
ただ、2年前に挿し木した開花株がありましてね。
一度花を咲かせた後は夏も秋も冬も次の一年も休眠状態。
それよりなにより、名札ついてないから不詳バラですやん。
ただ、葉っぱがそのバラの他に考えられない!って葉っぱで、
花が咲いたら名札を挿したろうと思ってたんです。
ま、それでも、今年も花は無理かも。。。と思いつつ
先月になってから土替えをして(遅い!)
午前中日が当たるところに置いてたんですわ。

そしたら、あーた!
蕾が、あーた!
額が割れて、あーた!
もうこれは開花の前に名札挿せるレヴェルでんがな!


そう、この挿し木苗は瑞典女王に他なりません。
クイーンオブスウェーデン!
嗚呼
帰ってきてくれたのね!

ってんで、新たな苗の購入を思いとどまった次第です。

ってことは、他のバラ苗が・・・


げほんげほん




おーつきさんいーくーつー

気づいた頃には特徴ある蕾があって


気づいたときには特徴的な花が咲いて




気づいたときには十六夜で



また一つ開きそう

イザヨイバラ


2013/05/24

ティーがんがってローズ

ぽつぽつとではありますが
らだ庭にはバラが開いたり散ったり
散ったりまた開いたり。

葉陰で咲いていたサフラノアフルールルージュ



虫害を生き延びた蕾が開いたセルズムルティフローラ



たくさんの花が咲くのも良いけれど
こうしてぽつぽつ咲いてくれるのもよし!
そりゃぁ、ワンサカ咲いてくれれば言う事茄子!ですけど、
それなりに元気で生長してるからいいんです。
また次のシーズンへの励みにもなるし、ね☆(-_^)



これはとあるティーローズの株元。
剪定していない枯れ枝にご注目!
・・・じゃなくて、
細いながらも新しいシュートが出来てきましたのよ。
枯れた枝2本
シュート1本
差し引きマイナス1だけど、
いーんです!
このバラが今はそうしたいと思ってやってることだろうから。

無理させず、
こちらも無理せず、
バラの思った通りに、
なるようになるさ。




先日訪れた旧古河庭園の様子



おしまい

2013/05/21

あの2年間は一体なんだったんだろう?

と改めて振り返りたくなります。

らだ庭にあるバラの99%は鉢栽培です。
約2年半の時間をかけて用土を入れ替えました。
今年になって使用した土の総量約500リットル。
うち半分はリサイクル土、
残り半分はHCなどで購入した普通の培養土。

2月、3月と低温な気候が続いたためか、
遅くなってしまった用土替え時(終了したのは4月)にも
芽が動いていた苗はあまりありませんでした。
その分、開花はもちろんのこと、シュートの発生など
期待するはずもなく・・・。

ところが、ですよ。
過去2年間ただただ鉢に棒を1本突き刺したかのような株から
神々しいまでのシュートが発生していたのです。

うふふその1

うふふその2

うふふその3
これらはほんの一部ですw

中にはシュートの発生しにくいと謂われてる品種もあって、
もうね、狭い庭で小躍りしちゃいましたよ♪

早速先端の箒状なところをピンチ!
ピンチ!!
ピンチ!!!

嗚呼、、、その時の喜びといったら・・・!!


バラ作りに一番大事なもの、それは土!!!
を実感したひと時でした。


☆☆☆

退色したレディエマハミルトン
奥のぼんやりさんは夜梟

麗しのニンバス


2013/05/20

皐月雨の一日

いつ頃から降りだしたか記憶が定かではありません。
昨日は南風も強く吹いて、
ちょっぴりメイストームな雰囲気でした。

フランシスデュブリュィュ
雨に濡れたうなじが男前に磨きをかけてますw

庭のバラ達も雨に濡れて
中には水滴の重みで俯くもの、
雫を受けて少ない光の下で輝くもの、
いろいろです。


Delbard作出のクロードモネ。
このロゼット咲きは本物の証。


一本しかない枝をバッサリ切られたフェリシテエペルペチュエ
ほんのり薄桃のうなじがこれまた艶っぽい。


明日はまた晴天が戻ってきて
気温も上昇するらしい。

庭が少し渇き気味だったから
ハダニやうどん粉病対策の雨と受け止めることにしましょうかね。

2013/05/18

色づき増す小さな庭

ツクシイバラが例年に比べ花大きめで咲き始めました。
蕾の大きさはいつもと同じくらいなのに。


見上げるほど大株に育ったアジサイ「アナベル」を
2株とも堀上げて移動させたのは2月でしたかしら。

これまで深く剪定してきたのですが、
剪定クズが出たら挿し、挿しては増え
を繰り返してきて庭がアナベルだらけになっちゃいそうで。

2013/05/17

ブリューリュバンとバガテル女王と

先月河津バガテルを訪れた際
やむを得ず(違
やむなく(違
強制連行したバラ苗が幾つか。

そのうちの新苗に蕾がポンポンと幾つも上がり、
一粒残して摘蕾しました。

そして、今朝三分咲きになったので
カットして室内へ。


青のバラはブリューリュバン(FL)
オレンジのバラはクイーンバガテル(HT)
とても良い香りが漂っていますよ。

いずれも河津バガテルを記念して贈られたバラ。
作出者は寺西菊雄。


つらつらと河津バガテル公園バラ写真集を眺めていたら、
嗚呼、幻のあのバラが!!

これは、もう一度河津へ行けぇー!
との天からのお達しかw

ウォラトン!!!

待ちに待ったバラ!
ゆうに1年半待ちました。

ミルラの強香
ウォラトンオールドホール Wollerton Old Hall

今朝のウォラトン


昼下がりのウォラトン


黄昏のウォラトン

この花色!
この花形!
そして、
強いミルラ香!

素晴らしいバラです。
作出してくれてありがとう!


2013/05/16

2013/05/15

再会

先月土替えをしたときには
蕾のつの字も感じられなかったバラが幾つもあります。

このバラもその一つ。
サフラノアフルールルージュ
Safrano a fleurs rouges


黄金色の蕊が細くて繊細なんです


ぐーぐるせんせで画像検索すると
必ず出現しますよ、らだんちのバラが(^^ゞ
ってんで、過去ログはコチラをどうぞw

このバラ、サフラノの枝変わりとも言われてますが、
出自はよく分かっていないようです。



蕾もとっても魅惑的でしょ?

葉っぱの縁が縮れているのは
虫害でも病害でもありません。
このバラの特徴なんですよ。

丈夫な性質を持ったティーローズです。
もしかしたら挿し穂がうまく行ってるかも
(`ω´)

ぞくぞくちょぽっとずつ

庭が賑やかになってきました。

画像は、フェリシテエペルペチュエの昨日蕾w
このバラは、一昨年鉢を移動させる事情があって
フェンスにがっちり絡んでいた枝を
泣く泣くバッツリ剪定したのです。
そのため、枝振りが変(;´∀`)
当然去年は花は無し。
今年はどうかなぁと思ってたら
少しだけど蕾がついていてほっとしました。


午前中から風の強い日和で
嗚呼、メイストームだなぁと怪訝顔のらだですが、
庭の植物たちは、それこそどこ吹く風って感じです。


今の状態をコラージュにしてみましたん♪
サフラノアフルールルージュも、
パヴィヨンドゥプレイにーも、
シャンテロゼミサトも、
アイズフォーユーも、
スノウシャワーも、
そして、
ブルーマジャンタも咲きました。

まだまだガッツリした株にしないといけない苗ばかりだけど、
こうして会えるのは嬉しいものです。

土を替えて良かったなぁ・・・というのが実感。

2013/05/14

されどミニバラ

昨年秋2potsでワンコイン
赤いミニバラを入手。

もうミニバラは買わないつもりだったけど、
苗を見てるときに天の声が聞こえました(嘘)

うどん粉病に弱くてしょっちゅう粉ふいてるし、
写真に収めるのが難しい赤だし、
ミニバラキラーの異名をとるらだだし、
どうなることかとおもっていたけど・・・


土替えが遅かったにもかかわらず
なんとか春を乗り切れそうな感じでしょ?



2鉢あるうちの一つですねんけど、
もう一鉢も同じように6号potちゃんしてまして
もう少しで開花しそうな雰囲気っす。



こんな姿ですねんよ♪
小さくても大輪のHTに勝るとも劣らず。
葉っぱがちとばっちぃのはご愛嬌です。

しゃんぷにーずぴんくくらすたーも復活

冬は寒風吹きすさぶパスチムウッタルバガン。
バラを植える土がないから鉢植えのらだ庭。
そんな過酷ともいえる環境で数年過ごしたバラが幾つか。

長い名前のこのバラもそのうちの一つ。
シャンプニーズピンククラスター

耐陰性がある(半日陰でも育つ)という話を聞いて、
わりーけどあーたはここで大きくなってちょ!
と我慢をしてもらってたけれど、
やっぱりバラはお日様が好きだよ!
特にノワゼットはそうかもしれないと思う恭子のごろ寝。

というわけで、慣らし保育的にドッキンバガンの木陰へ移動。
それまで痩せ細ってひ弱だったのが
徐々にたくましくなりつつあります。

で、花も蕾も確認でけましたの


やーっぱ、ええわぁああ

ニンバス開くよ

これも大事なバラの一つ
大事じゃないバラはない( ー`дー´)

昨夕のニンバスバド


今夕のニンバス

花びらの雫は雨じゃありませんねん
ちょっくらうどん粉病とハダニが発生してるので
ここらへんのバラにシャワーしたんでする。

ニンバス Nimbusはモーヴ色
おかあちゃんがグレイドーン
若干茶色も混じってる摩訶不思議色

2013/05/13

純白という名で出ています

のわぜっとかのあぜっとか?
んなんどっちでもエーンですが、
とりあえずノワゼットのバラですにゃ。

その名も


ブランピュール  Blanc Pur
作出年は1827
育種したのは仏蘭西のMaugetさん
と上記リンク先には書かれてますが、
Miscellaneousで、OGRともされてますね。
OGRってのはOld Garden Roseってことかと。
交配親は不詳です。

ま、どういう出自であれ、
元気で健やかに咲いてくれればよし!



このバラ、枝がとーーっても細いんです。
上の画像は今朝(5/13)の姿。
いかにも黒いオベリスクに絡まって咲いているみたいでしょ?
実は・・・
そうなんです!
他のバラを絡めてるオベリスクなんですけどねw

枝が細くても、その先端に花を咲かせようとする律儀なバラ。
来庭した年から毎年いつの間にやら咲いてますよ。
昨年の梅雨時にはえらく株が弱った感じでしたけど、
これまたいつの間にやら復活してくれて現在に至る。
香りも良いので花持ちはあまり長くないですね。
今年もお日様たっぷり浴びてもらいたいもんです。



〔おまけ〕


ずっと前に植えていた姫ヒオウギです。
種(?)らしきものがあちこちに増えたので
手当たり次第にバラ鉢に突っ込んでおいたら
今やあちこちで咲いてます