2015/02/15

土!土!すべては土!

バラの鉢植えにはどんな土が適してるんだろう?
ずーっと、ずーっと疑問符が消えない問いです。
バラ用土ジプシーでありますw

近所のHCで買ってきた25L入り1,000円ほどの土ですくすく育ち花いっぱい咲かせることもあれば、バラ苗専門ショップで「バラのために」と銘打ってあるオリヂナルの土を喜び勇んで買い求め使った結果「なんだかなぁ」くらいだったりすることもありますしおすし。

品種や系統との相性というのもあるかもしれません。
これまで使った土で良い意味での印象に残っているのは錦幸園の関西風土。コガネベベに囓られまくったTをこれで植え付け養生したところ、あっちゅぅまに回復しましてね。そのシーズンはたーくさん花を咲かせましたです(そのときの報告はココをご覧になってぇ~
その特徴は、
1)これで大丈夫なの?と首を傾げるほど水はけ抜群→根腐れしにくい
2)ツブツブ感満載だから植え替え時の作業が楽!
赤玉土主体ではなく日向土主体だからかしら、微塵土が殆ど出ないんですよ。
この土を使ったバラ苗はどれも状態が良く推移して本日に至る、です。
ただーし、1Lあたりの単価が決して安くはない。バラの数が多いと「うっそー!?」ってなくらい諭吉さんが旅立つはめになりますので、正直一回こっきりしかつこてません!札束で誰かの頬を毎日叩けるようなご身分であればリピート買いするかもしれませんがw

しかしですな、世の中には更にお高い薔薇の土がございましてな(´・ω・`)
ええ、えぇ、買えませんとも、単純計算で1L単価300円でっせ、あぁーん?
そりゃぁそれなりの素材ですから、まぁ、そうなるのでしょうが、15Lちゅぅたらあーた、10号鉢に植え付けたらそれでほぼオシマイ。10号鉢が100個あったら、、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ちうわけで、つこてみたい気はあれど、先立つモノが梨の礫
残念!

ってんで、一昨年から目に留めて使ったのが粂屋商店の「花と野菜用粒状培養土」なんです。赤玉土だけでなく鹿沼土も配合されていて、つぶつぶ感はええし、開封した時のなんとなく懐かしいようなカビ菌の匂いがよさ気に感じられましたのでね。
この培養土で植えつけたところ、これまでうんともすんとも言わなかったバラからシュートが発生したりして、なかなか良い手応えを得たのであります。価格的にも悪くないですしね。
ただーし、近くのHCには売っていない(´・ω・`)
ま、上記HPから購入すればええだけの話なんですけどねw

これで落ち着いちゃったらジプシーじゃない!
それなりの結果は得られたけれど、なんだか拭い切れないものが残存してるわけですよ。なんだろうなんだろう?なにがどう引っかかってるんだろう?

ぐるぐるぐるぐるぐーるぐる

え?
答えは自分で出してるぢゃん!

そうや!
赤玉土や!
基本用土のひとつとしてバラの栽培書などでよく目にする赤玉土や!

これがですねぇ、、話せば長くなるので端折りますが、数年前一世を風靡した感のある◯ラの家のバラの土を大量購入していた頃の話でして。
2008年に初めて購入して使ってみたらなかなか好結果だったため、「バラにはこれ!」と思い込んで2年ほど使ったのですが、ある時土の袋を開けてみたらそれまでのとなんだか違う状態とにおいだったんですん。思い過ごしかな?と使ったんですが、結果は惨憺たるもので。なんせ水はけが悪い!つぶつぶ感が初期の頃と異なる!使用前なのに微塵土が多い!ってな感じで、何か素材や配合に変化でもあったのかとショップの掲示板とやらで問い合わせをしたのです。当然「いえ、変わりはありません」という回答。まぁ、そりゃそうですわな。
ところが同じ土を使っている他の人も同じような感触を抱いていらっしゃったという点、その掲示板に「水はけが悪いのなら赤玉土を足せばいいだろう」という書き込みがなされた点から、「あれぇ?何だか変だぞ」と疑念を抱き始めたのです。
そのバラの土は重量があって、決して軽くふわふわした土の部類ではなく、曰く「硬派な土」だそうで、植え替え時にもさんざん苦労したのですよ。なんせ水気が切れてないと鉢から抜けないし、重みで根痛みがひどいことになるんです。
その時気づけば良かったのでしょうが、そうは頭のネジがうまく回らないw
当該のバラの土はそれ以来購入しておりませんが、初期の頃の感触を良しとこれまた思い込んで赤玉土主体の用土を更に2年ほど使ってしもたのですな。

で、ようやっとようやーっと最近になってピコーン!と来たわけです(遅
もしや、赤玉土ってのがバラには、バラの根には合わないんじゃまいか?って。
だってほら、比較的好結果が出た関西風土って赤玉土じゃなくて日向土主体なんですよね。それはそれなりに重い土なんですけど、土をかき混ぜる時のチャラッチャラ~♪っちゅぅ音が違うんですわ。

ん、待てよ?
ほなら、赤玉土使ってなくて軽い培養土を探して、それに日向土をブレンドしてみたらどうなるやろ?
ってんで、昨年末導入第一弾!したのが瀬戸ヶ原花苑 花と野菜のプレミアム培養土です。まぁ、正直な話1Lあたりの単価が背中を押したんですけどねw
リンクの詳細を見ると、材質が
ピートモス、ヤシガラ繊維、バーク堆肥、鹿沼土、パーライト、くん炭、サチュライド等
となってましてな。サチュライドってピートモス多めに投入してあるからかぁ、赤玉土が先頭に来てないなぁ、などと眺め入って導入を決定!
届いた土の袋を持って実感したことは、「軽い!」ちうことでしたん。
以前買って使っていない赤玉土単体の袋よりも軽い!
ピートモスやヤシガラ繊維が多めなので水の染みこみが心配でしたが、なんのその!「え?もう?」ってくらい水はけよくてびっくらこきましたよ。
まぁ、まだ植え付けてそれほど時間が経過していないのでなんともいえませんし、言ってみれば使う土の栽培実験みたいなものですから、今後の動向に是非ご注目ください!としか今のところは申し上げられません悪しからず。

しっかし、赤玉土がない(少しは入っているのかと思ったけどそれらしい粒は見当たらず)ってだけでこんなにふっくら感が違うもんかと意表を突かれましたな←

ところが、ですよ。
足りなくなっちまってね。
もっと他の土を!と導入第二弾決め込んだのがげんちゃんの花屋さん バラの土です。
これがあーた、軽いふわふわっとした土なんです!
15Lで3Kgですから瀬戸ヶ原花苑 の土と重量的には変わらず。使用素材の詳細は記載されていませんが、なんといっても手作りの土で人力でスコップでまぜまぜしてあるというもの。土の袋も厚めのものではなくゴミ袋。配送もちょぃと度肝を抜かれましたw
この土があーた、まぁなんちゅぅか、これまでに使ったことのない感触でしてね。こんなにふわふわで水の染みこみはどうなんだろぅと思いますよね?
いやぁーびっくらこいたわ
使ってみないと分からない!(何
ここでも思いました。赤玉土がないってことの(ry
これも使用してさほど時間が経っていないので今後の動向に是非!


いったいぜんたいなぜ?いつから?
赤玉土をバラ用土の基本素材にするのが良いとされ始めたのか

そういえば・・・九州の実家でバラの挿し木をした使用済みの鉢土、今にして思えば使ってあったのは日向土だったですわ。多孔質が良かったのでしょうか、なんてことなくプイっと挿したのに全部活着したらしいです(母談)。







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