2013/06/22

魅かれたから


今や閉店して別の商業施設となったHCで
数年前に開花してる株にひきつけられて
ネームタグもまともに確認せず購入したバラです。

帰宅後ザラザラした薄いプラ板に
鉛筆で書かれていた名前は
「ピンクレデイ」

そう最初は読めました。
もちろん手書きですから
「レデイ」のところがかすれていて
恐らくそうだろうなと思った程度。

きっとたくさんあるバラの種類の中には
ピンクレディという名のバラがあっても不思議じゃない
・・・当時はそう思いました。

暫く経ってネットで調べてみてもそんな名前のバラは
少なくとも日本では見当たらないということが分かり、
英語のサイトだったら見つかるかも!と探してみたら
ドイツのKordesがPink Ladyと言う名のバラを育種したようで
少ない情報を辿る限り手元にあるバラと特徴が似ていました。
その時はそれが分かっただけで「これはしたり!」と
早速名札をサインペンで書きなおし鉢に挿したのです。

しかしながら、ある時
Kordesのピンクレディなら日本には流通していない
ということが分かったのです。

まがい物?
それとも?

謎は謎として残したまま早数年が過ぎ今日に至るw
この素晴らしいローズピンクのバラも
らだ庭では古株になってきて、年々株がやせてきています。
ここ数年毎度毎度挿し穂を採ろうとしてはヤメを繰り返し今日に至る。

由緒がどうであれ、一目惚れして手に入れたバラです。
出来ることならより長く育てたい。
挿し木がうまく行かないことを考えたら
切り接ぎでもしてみるべかな。
どこかで台木を手に入れて。

***

何故バラを育てるのか?
バラが好きだから。

答えは単純です。
好きだから。

好きなものを手に入れるとき
他に理由は必要ないでしょ?
他の理由で欲しいと
他の理由で手に入れようと
したことはありません。

庭のバラに誓って




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