2014/11/19

じゃぁ、12月から始めようっか

もう幾つ数えると師走
一年の締めくくりの月
気ぜわしく時が過ぎゆきます

でもね、この12月から
バラの一年が始まるといっても過言でありません
(関東標準な話)

急を要する苗については
ココに記した通り
既に植え替えをしました
あーん、あと2つはまだ思い出せませんぐぁw

そそそ!
黒マジックも用意しないと
細字タイプのを!
名札がね、去年上書きしたのがね
色が緑だったためか消えていたりして
判読不可なのもあったりして(ノ∀`)
品種が分からないと困ることが大いにあるですw
水遣りとか施肥とか日照とか!
ええ、ええ、
お察しの通りこまやかーな心配りをバラに
しておりますものでね、ゲホンゲホン

購入時に付けてあるラベルは
ほとんどひっぺがしてしまうという
こまかーな神経の持ち主でありますからして←やめろ

置き場所も変えてるから
頼みの綱は樹形、、、なーんてことも
ま、どうにかなるでしょ

ノバラの実が鈴なりの中、一輪のHPなバラが異彩を放っていました@とあるバラ園


そんなことはさておき、
冬至の声を聞くあたりから
バラは次の春に向けての準備期間に入るような
そんな気がするのです

年末慌ただしいですけど
家族の強力な叱咤激励を受け(何?
バラのスタートアップに精を出す時期であります!
そう、週末はフル回転ざます
朝ははよから暗くなるまでバラ三昧
そうでもしないと終わらないんですよ

ま、一時期に比べればバラ数は減りましたが
バラだけじゃないですからねぇ担当世話係わ!

でー、自分なりのこれまでの経験を
あらためて整理しておこうと
おもいたったくららがたった

***

【土が決め手】
これまでに何度か用土で酸っぱい思いをしました。それ以来自分の感覚を物差しにしています。
におい・感触・音 
植物の根に優しく抱きつつ、しっかり栄養管理してくれる土が理想的。
保水性と水はけの良さという相反する性質を同時に持ち、保肥性もある土。特に鉢植えの場合、限られた空間での育成になりますから居室の快適さは即根の生育に影響してきます。
健全な土壌は土と水と空気のバランスが4:3:3であるとも言われます
水はけの良さというのは単に水の通しやすさではなく、水分を全体に行き渡らせた上で抜けていくということでしょう。それはつまり空気をも送り込むことに繋がりますよね。
保水性がない土の代表は砂土。水分のとどまりが殆ど無く抜けるだけですが空気は送り込めます。逆に保水性のあるのは粘土質の土。田んぼの土が代表例でしょうか。
この2つの土の異なる性質を併せ持つ土とは?
団粒構造の土ということになります。
上のリンクにあるようにポイントは3つ
1)耕す
2)有機酸資材投入
3)腐植と微生物
このためにせっせとお馬の堆肥でマルチングしたり腐葉土をすき込んだりするわけですよ、バラの下僕はw


【植え替え】
寒い時期にバラの植え替えをするが良いのは、バラの根が休眠期に入るからです。活動してる時期だと生長しつつある根を傷めやすく甚大なるストレスがかかりがちです。
根が張りすぎた苗をサイズダウンする場合は根切をします。
古根や傷んだ根腐った根は除去して新しい用土で植え替えます。

古い土を1/3から半分ほど落として補填する場合(A)と、
古土を出来るだけ落として入れ替える場合(B)とあります。
なにを指標にその2つに分けるかというと、根鉢の状態です。
地上部とのバランスがとれて根が張っている場合は、通常Aの作業を行います。但し古土を落としている時に異常(コガネムシの幼虫や癌腫などの病気)が発見されたらBに切り替えます。
Bの場合、苗が弱っているようなら活力剤を添加した水張りバケツにしばらく漬け込んでから根の状態を見極めて鉢/コンテナのサイズを決めて植えつけます。
この時、余りに大きなサイズの鉢はあてがわないようにし、どちらかと言うと小さいかなと思える鉢で一旦植え付け、様子を見て数カ月後例えば水切れを起こしやすいと思えた場合はその段階で鉢増しするようにしています。休眠期のバラとはいえ、作業でなにがしかの負荷がかかってしまい、春の芽出し前に弱ってしまうこともありますから無難な策を選択します。

ここで行ってるのは鉢植え主体の話ですけれど、時として地植えの場合でも植え替えは必要でしょう。なぜなら、バラは忌地現象を起こしやすい植物の一つで、例え堆肥や腐植を施していてもちょっとしたことでバランスが崩れ生長に支障をきたすこともあるからです。一度掘り上げて株周りの土を取替えることで翌年の生長が見違えるようになったという話はバラ愛好家から伺いました。

さて、植え替え時に使う用土ですが、ここ数年はココで紹介している粒状培養土EX(:アイリスオーヤマのそれとは全く別物です)を主体にしています。バラ専用土からはしばし離れてwww足りなくなったら花と野菜用の培養土やらを足してます。今のところ結果は良好です。
でー、要はこの培養土にはうすーく肥料が入っていることが多いのですね。場合によっては何がどれくらい入っているかが袋に明記してありますから参考にすればよいでしょう。そうでない場合、ちと問題で(^_^;)その後の施肥管理が難しくなります。
それともう一点注意が必要なのは、弱った株をなんとか復活させようとする場合です。へろへろな状態になった苗を養生のため植え付ける時には培養土は使いません。なぜなら、肥料が入っていて弱った根が肥料焼けなどのトラブルを起こすかもしれないので。
そういう場合に使うのは無肥料の単体土、主に赤玉土です。
因みに赤玉土の小粒は猫草の種まき用にも多く使われています。

そんなこんなで植え替えが済んで潅水の状態も良好であることが確認できたら、冬場は水遣りは控えめに管理します

というわけで、今回は上記2点の話でしたん
おしまい

(注:アイリスオーヤマのゴールデン粒状培養土についてはココに表示されているように中国産です)



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