順調に用土替え/植え替えが進んでいた日曜の昼過ぎ
それはキラーマウンテンと異名を取る山脈をひっくり返した時に起きた!
いや、正確に言えば、バケツに浸けた苗を水揚げしようとした時だった
はじめは、そんなつもりはなかった
軽く土を落として新しい用土を足すだけのはずだった
それなのに、ああ、それなのに
気づいたら手は勝手に根鉢を崩し、根を軽くほどいていた
古土を篩いにかけ、いざ植え付けようとバケツから苗を引き上げた
ふと、気になってもじゃもじゃ部分を軽く手でまさぐった
ああああああっ!
悲鳴にならない沈黙暫し
小さな小さなものではあったけど
根っこに瘤が((((;゚Д゚))))
茫然自失とはこのことか!
と思うまもなく怒りがこみ上げてきた
そう、
アンナプルナはフランス、ドリュのバラ
日本でドリュの総代理店となっているのは河本バラ園
そう、数年前にらだ庭で根頭癌腫頻発した悍ましい記憶まっただ中にあるパピーデルバールというバラ苗も同じ所からやって来た
同じ時期に同じ品種を入手した他の人の苗も同じような状況だったことは、少なくとも私の記憶からは消えることはない
アグロバクテリウムツメファシエンス!
忘れるもんか!病原菌名!
土壌細菌だぜ
同時に自分を呪った
汚染された土壌がそんなに短期間で改善されるわけはない
特にアグロバクテリウムツメファシエンスは最低でも3年は生き残ると聞いた、それも乾燥した土壌で、だ
ロシアンルーレット?
そんなもんじゃねぇ
弾丸が詰まった危険物に等しいんじゃないか?
アンナプルナを入手したのは大苗で2014年3月
念のため休み明けに購入店に連絡しようそうしよう
デルバの苗もドリュの苗も直輸入するしか無いのか
直接クレームを付けるしか改善を促す手立てはないような気もする
【処理】
癌腫を抑えるといわれて(は)いるバイネキトンは注文しようと思っていたところで在庫なし!手元にあるのはアグリチンキのみ
台所から米酢を持ち出し瘤を切除した患部にふりかけ塗りこみ植え付けて、米酢とアグリチンキ希釈液で潅水
病気苗ということで赤ラベルを挿した
古土を処理した篩とシートと患部切除した✂を消毒
【そして今】
ログを残す作業をしつつ、心は虚ろ
日没までの残りの時間植え替え作業をする元気を振り絞るのに懸命になっているところ
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